アート週刊ニュースまとめ(10/14-10/20)

10/15

山本現代、URANO、ハシモトアートオフィスが、新ギャラリーを設立

新ギャラリー「ANOMALY」が11月22日に東京・天王洲アイルにオープン。同日からChim↑Pomの展覧会『グランドオープン』が開催される。山本現代、URANO、ハシモトアートオフィスの3つのギャラリーが手掛けるANOMALY。ギャラリー名の「ANOMALY」は「正論や常識では説明不可能な事象や個体、変則や逸脱」を表す言葉だという。同ギャラリーでの初展覧会となる『グランドオープン』は、Chim↑Pomがこれまでに発表してきた「都市論」にまつわるプロジェクトの集大成。

参照:CINRA

10/16

ルーベンスと伊バロック美術の関係紐解く『ルーベンス展―バロックの誕生』

企画展『ルーベンス展―バロックの誕生』が、本日10月16日から東京・上野の国立西洋美術館で開催されている。同展はイタリアとの関わりに焦点を当ててルーベンスを紹介する展覧会。ルーベンスの作品を、古代彫刻や彼に先行する16世紀のイタリアの芸術家の作品、同時代以降のイタリア・バロックの芸術家たちの作品と共に展示する。ルーベンスとイタリアの双方向の影響関係にフォーカスした展覧会は日本では初の試み。ルーベンスがイタリアから学んだことや、ルーベンスとイタリア・バロック美術との関係を紐解き、明らかにすることを目指す。

参照:CINRA

10/17

東南アジア地域初のミニマリズム展。シンガポール最大級の2つの美術館で開催

シンガポールを牽引する2つの美術館、ナショナル・ギャラリー・シンガポールとアートサイエンス・ミュージアムが、初めてコラボレーションをし、地域初のミニマリズムに焦点を当てた展覧会を開催する。ミニマリズム美術史上もっとも重要な130以上の作品が集結する。会期は11月16日から2019年4月14日まで。

参照:美術手帖

10/18

バンクシーの話題作は「失敗」だった? 公式サイトで新たな動画が公開へ

ロンドンのサザビーズのオークション会場にて、シュレッダーにかけられたバンクシーによる話題作《Love is in the Bin(旧作品名《Girl with Balloon》)》。この一部始終を収めた新たな動画「Shred the Love -the director’s cut-」がバンクシーの公式サイト上で公開された。動画の最後には、「In rehearsals it worked every time…(リハーサルでは毎回成功していたのに…)」という文字。バンクシーは作品を「すべて切り刻みたかった」ということがこの動画では示されている。

参照:美術手帖

10/19

ニューヨークのSignal Galleryが閉鎖。

ニューヨーク市ブルックリンのSignal Galleryが閉鎖。”NO SIGNAL”と題した別れの会を11月2日に行うことを発表した。ブルックリンのギャラリーは、4月にReal Fine Artsが、5月にはCleopatra’sが閉鎖している。世界的にも中規模ギャラリーは、賃料の高騰、客の減少、アートフェアへの参加の増加などの理由で閉鎖が相次いでいる。

参照:ARTNEWS

上海当代芸術博物館で開催。上海ビエンナーレが参加アーティストを発表

中国最大級の現代美術ビエンナーレとして広く知られている上海ビエンナーレが、参加アーティストを発表した。上海の発電所をリノベーションした上海当代芸術博物館で、11月10日から2019年3月10日まで開催される。今年第12回となる本イベントは、中国の神話に由来する言葉であり、片足を引きずって歩くことや、足が不自由なことを表す「禹歩(うほ)」がテーマ。また、英語のテーマ「Proregress」は、アメリカの詩人、E・E・カミングスによって創りだされた「進行(progress)」と「退化(regress)」を組み合わせた言葉だ。

参照:美術手帖

10/20

レンブラントの傑作《夜警》を修復。アムステルダム国立美術館が全プロセスを公開へ

アムステルダム国立美術館(Rijksmuseum)で常設展示され、門外不出とも言われるレンブラント・ファン・レインの名画《夜警(正式名称:フランス・バニング・コック隊長とウィレム・ファン・ライテンブルフ副隊長の市民隊)》(1642)。レンブラントおよびオランダ黄金時代を代表する絵画が、2019年7月より修復期間に入ることがわかった。今回の絵画修復が従来と異なる点は、これが非公開ではなく公開作業になることだ。作品はフランスの建築家、ジャン・ミシェル・ヴィルモットがデザインを手がけた特別なガラスの部屋に収められ、来館者は日々修復が行われるプロセスを見ることができる。さらに、全世界に向けライブ配信も行われるという。

参照:美術手帖

ABOUTこの記事をかいた人

たいと

ニューヨークの大学に留学中の23歳。 絵は描けないけど美大生。 『アートをもっと身近に』をテーマにアウトプット。海外生活や旅のことも書きます。 現在、ニューヨークで若者のクリエイターコミュニティを運営中。