フェルメールの《牛乳を注ぐ女》が日本に送られるまで。ルイヴィトンがInstagramで移送過程を公開。

現在、東京の上野の森美術館で「フェルメール展」が開催されている。

美術館で絵を鑑賞する際にその絵画がどうやって”そこ”に運ばれてきたのかまで関心を持つ人は少ないのかも知れない。しかし、美術に携わる多くの人の手によって私たちは名画を楽しむことができる。

先日、フェルメールの傑作《牛乳を注ぐ女》が日本に移送されるまでの過程が、この作品を運ぶために特製のトランクを製作したルイヴィトンの公式Instagramアカウントで動画公開された。

“Masterpieces Travel in Lous Vuitton”(ルイヴィトンの中で旅する傑作)と題されたそのInstagramの動画の投稿にはこう書かれている。

ヨハネス・フェルメールの傑作《牛乳を注ぐ女》は、東京の上野の森美術館で開催されるフェルメール展のため、作品の故郷であるアムステルダム国立美術館からルイヴィトンの特製トランクの中で旅をした。世界的に名の知れた絵画の旅を追え。

動画内では、アムステルダム国立美術館から絵画が外され、日本に送るまでの過程が、職人が手作りでトランクを製作する過程と共にアーティスティックに描写されている。アムステルダムの美しい街並みを抜けて、東京上野の美術館の壁に掛けられるまでのプロセスはまさに旅だ。

2分54秒の動画だが、これを見たらきっと美術館に足を運びたくなるだろう。ぜひ観てみてほしい。

芸術は人類の宝だ。偉大なアーティストが残した作品は、今を生きる人々に感動を与える。

このフェルメールの絵画にしても単に、オランダから日本へやってきたという地理的な話だけではない。フェルメールの手を離れてから360年余りの時を超えて、こうして人々の目に届くことができている。

絵画は偉大なアーティストが残した贈り物だ。美術館はそんな贈り物がたくさん詰まった夢のような空間だ。

そして、それを支える陰にルイヴィトン始め、美術館のスタッフ、運送業者含め、様々な人たちが関わっていることに感謝して、美術を楽しみたい。

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たいと

ニューヨークの大学に留学中の23歳。 絵は描けないけど美大生。 『アートをもっと身近に』をテーマにアウトプット。海外生活や旅のことも書きます。 現在、ニューヨークで若者のクリエイターコミュニティを運営中。