こんちは!たいと(@taito212)です。
最近ブログが遅れてしまっているのですが、年末年始はUAEに行ってきました。
UAEって聞きなれない人もいるとは思うんですが、アラブ首長国連邦のことで7つの首長国からなる連邦国家です。
今回はUAEの中でも特に有名なドバイで世界一豪華な年越しをしようという企画で行ってきました。
一昨々年から始めた年越し企画で、ニューヨーク、シンガポールに引き続き、昨年はドバイに行ってきたんですが、その企画の振り返りということで記事を書いてみようと思います。
ドバイってどんなとこ?
今回のドバイ旅のポイントは、”世界一”を体験するということ。
ドバイには、世界一高いタワーブルジュハリファはじめ、たくさんの世界一スポットがあります。
ほんの50年ほど前までは、ドバイはほとんどの地域が砂漠に囲まれた小さな漁港でした。しかし、ファテ油田で石油が発掘されたのを機に、ドバイは一大エンターテインメント都市としての発展を遂げ、”人工的な”観光スポットが量産されました。
それからというのも、ドバイは観光大国を目指しているということもあり、ドバイファウンテン(巨大噴水)やドバイモールなど観光客を魅了するスポットを生み出すだけでなく、街全体のインフラをしっかり整備し、今や年間にドバイへ訪れる訪問者数は約1,530万人になり、その数は居住人口の459%という、はるかに現地人の人口を上回るほどの観光大国になっています。
そんな世界一を体験するべく行ったドバイ。今回は、11人のメンバーが集まりました。
今回のスケジュールは
12/28 現地集合
12/29 ドバイ観光
12/30 デザートサファリ
1/1 ウォーターパーク
1/2 解散
という流れで、ドバイを味わいつくそうということでした。
ツアーのように行動が制限されてたつまらないと思ったので、できるだけ現地では自由に観光できればと思って、いちおうモデルプランとしてスケジュールは作るものの、自由行動の時間を尊重してスケジュールを作りました。
ドバイの観光スポット
毎日行われるドバイファウンテンでの水と音楽のショー。
世界一美しいスタバ。イブンバットゥーダモール内にある、モスクをイメージしたスタバはまさに世界一美しい。
日本人に人気でスタバ内に日本人がたくさんいました。
世界最大のショッピングモール、敷地面積がなんと東京ドーム25個分のドバイモールの中には水族館まである!
水槽の中でスキューバダイビング体験もできたりと、やはりドバイモールはなんでもあり。
ドバイメトロからの眺め。近代的なビルが立ち並ぶ。まさに未来都市。
ドバイはタクシーが安く、少し行くと綺麗なアラビア海が見れるビーチもあり、12月なのに真夏気分!
ただ水はさすがに冷たく、泳ぐ気にはなれませんでした。
ジープサファリツアーではジープで砂丘を乗り回すリアルジェットコースターみたいな体験ができたり。
定番夕日シルエットショットもたくさん撮れました。
年越し当日
そして、なんと言っても今回の旅の大目玉!
僕たちはギネス記録になった世界最大のカウントダウンの花火を待ちわびていました。
年越しと同時に上がる花火計50万発は、東京で最大級の隅田川花火大会のなんと25倍。まさに圧巻、世界一の年越しができるという情報を元に僕らは楽しみにしていました。
前日に取ったタワーと噴水が見渡せる屋外のレストラン。直前に見つけたそのレストランはまさしく穴場。僕らのために用意されたような完璧な年越しスポットでした。
15分ごとに始まる噴水のショーが一つ終わるごとに、来たる2018年に思いを馳せ、2017年を振り返ったり、集まったメンバーでゲームをしたりしながら、6時間待ち、ついにカウントダウンの時を迎えました。
カウントダウンの1分ほど前から、始まったブルジュハリファに映される光のショー。
10!
9!
8!
ついにカウントダウンが始まりました。ついに花火が・・・・。
7!
6!
5!
あと、もう少し。この瞬間をどれだけ待ちわびたことか。
3!
2!
1!
ドーーーーーーーーーーーーン!!!!バババッバババ!!!!!ドドンドドンドドドドドドドドドッドン!!!!!!!!!!!!!!!!
ドカドカドーーーーーーーーーーーン!!!!パチパチパチパチ!!!!!ビェーーーーーーー!!!!ヒュンヒュンヒュンヒュン!バババッバババ!!!!!バコバコバコ!ドドンドドンドドドドドドドドドーーーーーーーーーーーーーッドン!!!!!!!!!!!!!!!!
スパパパパッパパパパパッパパパパ!!!!ギョエーーーー!!×500,000!!!!!
「ヤッベーーーーーーー!!これぞ!世界一!これぞ石油大国ドバイ!格が違ぇーーーーーーーーー!!!」
・・・・ってなるかと思いきや、実際はそうではありませんでした。
なんと花火は1発も上がりませんでした笑
3、2、1までは待ちわびる全員の声が花火会場全体に鳴り響いてたんですが、次の瞬間僕らが待ちわびてた花火は皆無。
ブルジュハリファにはHAPPY NEW YEARという文字と共に知らんおっさん(おそらく国王的なSomeone)の顔が映し出されていました。
花火が上がらないせいか、会場がシーーーーーーーンという静まり返りが、めちゃめちゃ”聞こえた”気がしましたw
”・・・・・・・・・Happy New Year”
”Oh, You too”
周りでポツポツと聞こえるそんな声。
ってくらいのショぼさでした笑
一緒に来ていた日本人のメンバーもショックを隠せないようでした。
カウントダウン後の光のショー(?)も終わり、会場が解散ムードになってからも、みな一応スマホを構えて、何も起こらないブルジュハリファをファインダー越しにのぞいていました。全員が心の中で「まだ何かあるはず!」って思ってたに違いないでしょう。
しかし、警備員が
「終わりだ終わりだ!帰れ!帰れ!」
と言わんばかりに、出口に誘導するので渋々帰ることにしました。
50万発の花火の行方
あとでドバイの人たちは花火に関してどう思っているんだろうと思い、現地の新聞やニュースを見たところ、ドバイでは2015年、2016年のカウントダウンの際に花火による大火災が起き、今年から花火を自粛したとのことでした。
花火から出火した火が、周辺のビルに燃え移り、大惨事になったらしいです。
火事の際、市のトップは「火事ではなく、花火を心に刻んでほしい」ということでGOサインを出したのですが、今年はさすがにやめとこ!ってなったみたいです。
1月1日の現地の新聞によると、カウントダウンは大絶賛されていて、今年は環境問題も考えて、光のショーにしたことを讃える記事がデカデカと1面を占めていました。
さらに、今回の光のショーは実は、「一つのビルで使った電球の数が世界最多」だったということで、ギネス記録を更新したとのことでしたw
花火やめても尚ギネス取ろうとするドバイの姿勢は「さすがドバイ」の一言に尽きますが、それでも花火は上がって欲しかった・・・・。
結果、花火も上がらないまま年越しをドバイで迎えたんですが、実際にドバイ行って来てどうだったのか。
実際に僕が現地で感じた印象

一言で言うなら、
・・・・・半日で十分(笑)
ですw
確かに、超高層ビルが立ち並ぶドバイはフォトジェニックな場所も多いし、ドバイ全体が無関税なのでショッピングには最適の場所です。
しかし、ブルジュハリファにしても、噴水にしても、「急に大金が入ったから世界一のSomething作ってみた」感がすごいんですよね・・・。
数日経つとブルジュハリファも、噴水も見飽きてしまうのが否めませんでした。
また、ドバイはイスラム圏の国の中でも割とガチ目にお酒が買えないんで、みんなでワイワイって感じではなかったです。
ざっと市内を見回して見ただけでも、かなりの数の建物が建設中だったので、ドバイはどんどん建物を増やし、”世界一”を生み出していきそうな雰囲気でしたが、僕はドバイの行く末がちょっと心配になりました。
とはいえ、初のアラブでの1週間は新しい発見もありました。
これからドバイに行こうと思ってるかたには、UAEの首都アブダビにも足を伸ばしてみることをおすすめします。
アブダビには、めちゃめちゃ綺麗なモスク、シェイク・ザイード・グランド・モスクがあります。

モスクの中↓

それはかなり荘厳で、一見の価値ありです。
個人的には夕暮れ時に行くと、夕焼けに照らされるモスクと夜のライトアップの両方を堪能できるので、オススメです。
ドバイの宝くじ
年末年始ろくにお酒も飲めず、カウントダウンの花火も上がらず。
2018年のスタートをうまく切れてないんじゃないかと思った僕は、帰りの空港で宝くじを買いました。
実はドバイには、当選確率が高いと言われる宝くじがあり、景品は以下のようになってます。
- 100万ドル(一億円) 1枚278ドル(約2万8000円)
- 高級車 1枚139ドル(約1万4000円)
- 高級バイク 1枚28ドル(約2800円)
購入された枚数に応じて、一旦くじが締め切られ、その中から1人が必ず当選する仕組みになっているので、当選確率はめちゃ高いんです。
100万ドルが5000分の1。高級車が2000分の1。高級バイクが1000分の1と言われています。
高級車はランボルギーニやBMWなど。
しかも、当選者は上記当選金や当選商品の他にドバイへ行くためのビジネスクラス往復航空券と全室スイートのドバイ7つ星ホテル「ブルジュ・アル・アラブ」14泊分の宿泊券が用意されています。


ってことで高級バイクのくじを一枚買ってドバイを後にしました。
発表は1月の末らしいので、これから毎日5回必ずドバイの方向にお祈りを捧げながら当選発表を楽しみにしておこうと思います。
以上、ドバイの旅企画レポートでした。
旅企画を振り返るムービー
今回、自由行動が多かっただけにみんなと一緒に過ごす機会が少なく、色々反省点も見えてきました。今後も旅企画は続けたいとは思うのですが、単純に集まって自由行動するのではなく、もっとコンセプトを固めたり、制限もかけていかないと需要なくなってくなって思ったのが、正直なところです。
それでは、また。