僕はTABIPPOの世界一周コンテストDREAMに応募した(後編)〜手ぶら旅でしたいことと帰国後やりたいこと〜

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たいと

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手作りのオーバーオールで放浪する手ぶら旅人。2018年夏〜世界一周手ぶら旅予定。旅×表現をテーマに脳内をアウトプットします。

こんちわ!手ぶら旅人のたいと(@taito212)です!

前回の記事では、僕がなんで手ぶらで旅をするのかを書いた。

読んでない人は先にこっちを見て欲しい。

僕はTABIPPOの世界一周コンテストDREAMに応募した(前編)〜手ぶらで旅をする理由〜

色々説明するのに、少し時間がかかった。さぁ、続きを始めよう。

〜旅×ミニマリズム〜 『荷物は軽く。心も軽く。ミニマリストの世界一周手ぶら旅♫』

僕がなぜ『荷物は軽く。心も軽く。ミニマリストの世界一周手ぶら旅♫』というテーマで、世界一周コンテストDREAMに応募したのか。

それは旅とミニマリズムを伝えたいから

僕は自分の伝えたいことを伝えるために、手ぶらで旅にでる。文字通りバックパックなしで。

手ぶら旅の実践

僕はこの夏、2ヶ月間かけて試しに手ぶらでインド→香港→マカオ→ベトナム→カンボジア→タイを巡る旅をしてみた。

バックパックを置いて、旅をすると言っても、スマホは必要だし、パスポートは必要だ。服も必要だけど、現地でも調達できるものは必要最低限には含まない。そうやって、必要なものと必要でないものを分けてみると、モノはみるみる減っていき、手元には本当に必要なモノだけ残った。

僕はこれをみて、

これ、ワンチャン全部ポケットに入んじゃね?

って思った。

ただ、それには少しだけポケットが足りなかったから、僕は、もっと気軽に、もっと遠くに旅するため、バックパックの代わりに必要最低限の”モノ”を持ち運べる自分だけの『旅用戦闘服(ポケットを増設したオーバーオール)』の試作品を作った。

パスポートは個別で入れる胸ポケット、お金を入れる膝ポケット、そして股間のところにMacbookAirがすっぽり入る内ポケットを作ってある。

着れるキャリーケースとでも言えるのかな。

旅用戦闘服ってことにしてるけど、名前はもう少し考えたいね。ウェアラブルオーバーオールってのも考えたけど、そもそもオーバーオールって着るもんだし笑 ま、それは置いといて。

荷物を最低限に減らした僕はこの旅用戦闘服で旅に出ることにした。服は当然1着じゃ、着回せないから現地で買う必要がある。ただ、世界一周の途中であれもこれも買って、結局バックパックも買って荷物を詰めて旅なんかしだしたら、意味がないからルールを作った

遊びはいつもルールがあって楽しくなる。サッカーも手が使えないから楽しいし、ブラックジャックもディーラーのカードが見えないから面白みがある。

僕の旅のルール

この旅のルールはたった2つ。

  1. 必要なモノは現地調達
  2. 一つの国を出るときは全部リセット

以上だ。

1は前述した通りで、2は国を出るたびに”モノ”への執着を捨てて、一旦ゼロに立ち返るためだ。

そしてこのプロセスはブログかnoteで発信していきたい!

1の現地調達は”モノ”買うたびに、なんでそれが必要だったか。どういうストーリーがあって買ったのか。

更に言えば、できるだけ買いたくなくって、誰かがいらないって言ったモノを譲り受けられるならそうしたいし、借りれるなら借りたい。そんなストーリーもブログで伝えたい。

2のリセットに関しても、ただ単にゴミ箱に捨ててくるだけなら簡単だが、それは大量生産・大量消費時代の考え方。安価で低クオリティなモノを買っては、飽きて捨てながら旅するのでは、それはまるで僕が消費社会を体現してしまうような旅になってしまう。

僕は、必要なモノだけを調達する。そして国を出るときには、人に譲るなり、売るなりして別の誰かに循環させたい。そこにもストーリーは生まれると思ってる

人と人が”モノ”をシェアするとき。そこには必ずストーリーがある。

僕がニューヨークでミニマリストになったとき(なり始めた時)、アパートにあった服を大量に処分しようとした。袋に入れて、ゴミ捨て場に持って行こうとすると、ホームレスのお婆さんに「それが欲しい」と声をかけられ、全部引き取ってもらったことがあった。

お婆さんは

ホームレスお婆さん
Someone’s garbage is someone’s treasure.(誰かにとってはゴミかもしれないけど、誰かにとってはそれが宝物になる

と言って、その服たちを持って行った。

その時、僕はモノは借りればオッケーっていう、一方通行的な考え方を反省して、人に譲ればこんなに気持ちいいんだって気づいた。

”モノ”を減らすということは、本当に必要なモノを選ぶということだけど、その本当に必要な”モノ”に対する価値基準は人によって違っていいと思う。価値観が多様化し、人が幸せを感じる基準も違うように。

ホームレスのお婆さんにとって、それが”本当に必要なモノ”だったのであれば、それを渡せてよかった。

僕は、持ち物をリセットすると言ったけど、こんな風に僕が手放す”モノ”を本当に必要にしている人を探して譲りたい。

夏の手ぶら旅トライアル中も、僕は、自分が現地で購入した服はそれを欲しいって言ってくれた現地の人や旅人に譲ってきた。時には、路上で売ってみたり。僕の旅の話をしながら、服にまつわるストーリーを話すと、面白がって買ってくれる人もいた。ものを手放す時にもストーリーは生まれるんだ。

ちなみに、下の服は僕がタイのカオサンロードで旅人にビールを飲まされまくった結果吐きまくって、着ていた服がゲロまみれになったから、急いで夜のカオサンで購入した服。

こんなストーリーを聞いて、よく買ってくれたもんだ。タイ出国日に無一文+終電を逃した僕は、この時売ったお金で奇跡的に空港までの深夜タクシーに乗って帰国できた。

旅中の予定

世界一周をどんな予定で旅するのか。

こういうのって最初から提示した方がいいのか分かんないな。っていうか未定としか言えない。

ただ僕の旅のスタンスははっきりさせたい。こんな風に旅したいと思ってるって想いの部分。

まず、僕はそもそも世界一周に少し否定的なスタンス持ってたのね。

っていうのも、世界一周してる人で旅が長くなればなるほど、旅が日常になってきて感受性とか感性が鈍ってる人をよく見てきたから。

僕はヨーロッパを旅した後、トルコのイスタンブールに行った時、すごい感動したの。でっかいイスラムのモスクがあって、ヨーロッパとアジアが混ざったような不思議な文化。でもヨーロッパとは全く違う世界だったから。けど、ちょうどその時宿で会った日本人と話した時に、

「俺は世界一周中で中央アジアから旅してきて、モスクもめちゃ見てきたから、トルコも他の国と変わり映えしなくて、つまんない。」

っ言ってた。

旅はあくまで非日常として位置付けた方がいいのかなって思った瞬間でもあった。

だからと言って「世界一周はつまんないらしい。」って行ってもないのに片付けるのも違うと思ってて。僕はこの世界一周はある意味、挑戦だと思ってる。旅の楽しさを再確認するための。感性を保ち続けて、発見し続けるための。

観光地スポットやインスタで表面的に人気になったスポットをしらみつぶしに巡る旅では、タスクを消化するのと一緒だ

旅行本やツアー会社に旅させられてる状態。

僕は、もっとその国に長く残る風土みたいなとこに興味がある。文化とか宗教観とか。

だから、単純に「たくさんの国行ってればすごい!」っていうんじゃなくて、じっくり一つの国に浸かりたいってのはあるかな。

ほんで、綺麗な場所とかインスタばえする場所ってだけじゃ、旅したいっていう原動力にならない人にも魅力的な新しい観光資源を発掘できればいいと思う。

旅の発信・アウトプットについて

そもそも、ミニマリズムを伝えたいとか、旅を伝えたい。観光地じゃなくて、文化とか宗教を見たいって、ちょっと固めに聞こえるかもしれないけど、あくまで発信はエンターテイメントでありたい。(ハードル上がるな・・笑)

「〇〇行ってどうだった?」

って聞かれた時に、

「あー、すごい楽しかったよ。ご飯も美味しかったし・・・」

ってんじゃあ、絶対寂しいじゃん!せっかく一つの国を訪れたのに、感想それだけ??ってなるじゃん。

僕は漫画ONE PIECEが好きなんだけど、あの漫画の中で主人公のルフィ達って必ず一つの島に着いたら、なんか事件に巻き込まれるんだよね。絶対、壁にぶつかって解決したり、新しい出会いが会ったり。ただ単に、島に降りた後に船の燃料補給だけ済ませて「さぁ次の島へーーー!!!」ってならないじゃん。

僕も一つの国で一つ必ずストーリーを作りたい

それはプロジェクトベースでやりたいと思ってる。

今までも、インドでは『インドで1日チャイ屋をOPEN企画』をしてみたり、マカオではクラウドファンディングで集めたお金でカジノでギャンブルする企画、タイではカオサンロードでドレッドヘアにしてみる企画とかしてみた。

各国で、観光地に縛られない、自分なりの遊び方を提案できれば楽しいかなーと。

ガチガチにスケジュール組む旅は僕の性に合わないし、旅の醍醐味はセレンディピティ(偶然性)とか先の不確実性だと思ってる。

その場の”思いつき”を大切にしたいって言うことで、「具体的にどんなプロジェクトを?」ってことに関しては触れず、余白を残しときたい。

僕の世界一周について、旅のスタイルについてはこんな感じ。じゃあ実際、旅の魅力を伝えて、ミニマリズムを伝えたその先に僕がしたいことについて話したい。これから話すことは、直近の話じゃない。もしかしたら、もう少し後になるかもしれない不確定なビジョン。

僕の旅は”日本”に回帰する

僕は、旅を通して、「海外は最高だから日本なんてつまんない国は飛び出せ。」とは言わないし。

「モノに囲まれた日本なんて・・」って言って、日本を逃げ出して、国外移住を勧めている訳でもない。

旅に出よう!っていうこと、ミニマルに生きようっていうことを伝えたい気持ちの根底。そこにはやっぱり”日本”がある。

いくら海外に行ってたって僕は日本が好きだ。

一つの国として、同じ言語で、いろんな歴史を積みながらこんだけ長く続いてきた国って日本しかない。

海外の旅が面白く、どこに行っても旅が楽しいのは、むしろ、日本が特別で他に類を見ないような国だからなんだと思う。

旅にでた人は分かると思う。日本の安全さ、便利さ、風土。そういった日本の魅力に気づくためには外からの目線が必要だ。

だから僕は旅に出て欲しい。

そして、いつか何かを学びとって、日本に帰ってきて欲しい。

外から日本をみると気づくこと

実は、僕は、旅に出てから旅を仕事にしたいと思って、去年一年間ゲストハウスのマネージャーをしながら、訪日観光客のツアーをやってきた。

団体ツアーで観光地を廻るんじゃなくて、ローカル(つまり僕ら日本人)の生の声を聞きながらプライベートツアーをしてほしいって言う富裕層向けのツアーだ。

今、東京オリンピックに向けて観光客はどんどん増加している。僕らが世界中どこに行っても違って感じるのは、日本がオリジナルだからってさっき言ったけど、本当にそう思う。日本には可能性がたくさんある。

ただ、他の国より整備されていないこともたくさんあって、観光大国になるためには課題は山積みだったりする。

外国人が思う日本にある魅力って何だろう。

高度経済成長期に強かった「もの作り」の分野?それともVRや医療などテクノロジーの分野なのか?はたまたアニメや漫画に見られるようなポップカルチャーの分野?

ツアーでゲストと接する中で思ったのは、彼らが興味があるのってもっと日本人の芯の部分だったりするんだよね。

単に日本で一番高いスカイツリーをみたいとか、渋谷のスクランブル交差点をみたいっていう表層的な旅行を楽しんでる人ももちろんいるんだけど、富裕層で感度の高い人ほど、僕たちが目に止めない、いわば日本人の中で当たり前になってることについて質問したり、興味を持ってくれたりする。

そういったことの中には日本人が昔から考えきた自然観や宗教観もある。

外国人のゲスト
日本人の宗教はなんなの?

みたいなことを外国人のゲストはよく質問してくるんだけど、僕は最初よく分からなかった。僕は、特定の宗教を持たないんだけど、「無宗教だよ。」って答えるのは安易な気がする。

だから、「日本は信教の自由が認められていて国教というものがない。三大宗教やその他の新興宗教などもあると説明した上で、基本的には仏教と神道が融合したものが日本人的な倫理観を占めてる気がする。」くらいの回答はする。

その考え方に興味を持ってくれる人ってすごく多いんだよね。

そもそも日本みたいに自然豊かな国では一神教は生まれないので、日本人は昔から自然や自然現象、樹木などあらゆるものに対して畏敬の念を抱き、信仰していた。昔から自然災害の多い風土の日本は、自然を克服するよりも自然との共生を考えてきた。

ジブリのもののけ姫やとなりのトトロってみんな好きでしょ?

日本人的な価値観というのは、自然と共にある

僕は、そう言った考え方は流動的な都市より、むしろ地方に残っているんだと思う。森の土壌と山の木々が雨が降った後の水を溜め込むように、森には文化を蓄積する力があると思ってる。

外国人をツアーしていると、だいたい旅程には東京、名古屋、京都、大阪あたり、いわば黄金ルートを回る人が多く、地方に行く人は滅多にいない。

僕は、地方にこそ日本の魅力や日本人っぽさは根付いてると思ってて、それを世界に発信したいって思う。

世界一周から帰ってきた後にやりたいこと

世界一周に行きたい。そして、世界で”豊かさ”を探す旅をしたい。シンプルで、時代にあったライフスタイルをもつ場所を求めて。

そして世界一周から帰ってきたら、

僕は”村”を作りたい

そこには、僕の考える豊かさを模索できる環境がある。

  • モノに溢れた今の時代だからこそ、ミニマルにそして本当の豊かさに目を向けた森の中の理想郷。
  • シンプルで”シェア”を前提にした小さなコミュニティ。
  • 旅人を受け入れる懐の広い共同体。
  • テクノロジーを取り入れた前衛的な社会。
  • 日本の風土である自然と共生した心地のいい空間。
  • ”消費”より”生産”することに力を注ぎ、誰もが自由に表現活動ができる空間。

etc…

これから、どんどんロボットに仕事が奪われると言われるけど、遊びは奪われることがない。

むしろ、仕事がなくなり有り余る時間は、遊びに使えばいい。

それは既存の遊びをなぞるんじゃなくて、自ら「何か」を作り出す表現活動。

僕は、前編で言ったように、「何もない」ところで育った。「何もない」は「何か」を作り出す原動力になる。

僕は、この手ぶら旅を通して、”モノ”じゃない本当の豊かさを探求する旅にでる。

そして、旅を通して視野を広げる人が増えて欲しい。

そしてその先に、ミニマルで豊かなライフスタイルを実現する表現の場を作りたい。

最後に

僕は最近、長編小説的に生きたいってことを考えたりする。

平日がつらくて忙しいけど、土日が楽しくてハッピーなのと、毎日ゆったりハッピーなのってどっちが幸せなんだろう。

前者の方が日頃の閉塞感から解放されるハッピー感がもっと強いのかもしれない、毎日ゆったりハッピーなのは、ストレスもなくて良さそうだけど、もしかしたら刺激が足りないのかもしれない。後者の方は、やり残したことも何もない老後ならいいのかも知れないけど、今の僕の理想はこれじゃない。

僕は、「毎日つらくて忙しいけど、毎日前進してる感覚があるのが結果一番ハッピーなんじゃないかな」って思った。

何かに向かって前進してる感覚。それは例えれば長編小説的な生き方。

一日の終わりには、別に何も終わってないんだけど、明日もストーリーが続くことを想像してワクワクしながらページを閉じる。

僕は、世界一周を通して、成し遂げたいことがある。それは僕という人間の紡ぐ一つの長編小説の終わりの方のページにあるのかな。それすらも、人生を通してみたら、意外と前半のページにあるんだとは思うんだけど。

ただ言えるのは、それは”イマ”よりもっと先に、”イマ”よりもっと遠くにあるもの。

そう思えば、世界一周なんて夢でもなんでもない。

僕がTABIPPOの世界一周コンテストDREAMで手ぶらで世界一周しようなんてのは、言ってしまえば

「極めて個人的で、あまりに遠回りな夢の実現」

のため。

ごめん。もうちょっとって言ってからかなり長くなっちゃった。そろそろ終わりにするね。

今まで長々とこのブログを読んでくれた人に、いい知らせと悪い知らせがある。

悪い知らせからしようか。

長い文章の後にごめんね。実は、これ僕の長編小説の一番はじまりのページです。笑

代わりにちょっとだけいい知らせがある。

それはつまり、僕の長編小説にはまだまだ続きがあるってこと。

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