ヒッチハイクしたことない若者はマジで一回やっといた方がいいよ?

こんにちは、たいと(@taito212)です。

ヒッチハイクしたことない人ってどれくらいいるんですかね?いきなり言うのもなんですが。もし、やったことがないって方!

まぁ、これはサントリーの鳥居信治郎さんが残した名言ですが、本当にその通り。

「ヒッチハイク」って聞くと、「ヒッピーみたいで格好悪い・・。」って思う人もいれば、「一度はやってみたい!」って思う人もいると思いますが、本当にやったことないって人は騙されたと思って一度やってみることをおすすめします

なぜならヒッチハイクにはやってみないと分からないロマンがあるからです。

今回は、スーパー人見知りで周りの目気にしがち、恥ずかしがり屋かつポンコツの僕が体験したリアルなヒッチハイク初体験の話をします。

初めてのヒッチハイク

最初に日本でヒッチハイクをしたのは大学2年の夏、アメリカの大学から一時帰国し、東京から実家の広島に帰省する時でした。

お金もなかったので何とか低コストで帰省したいと思い、ヒッチハイクをしてみることに。ヒッチ経験者の友人に聞くと、東京の用賀がヒッチハイクの聖地と呼ばれていることを知りました。

田園都市線沿いにある用賀という場所は、実は東名高速の入り口が一般道と重なっているところがあるので、高速に乗る車を捕まえやすいとのこと。僕は、早速東名高速の入り口付近にあるマックの駐車場あたりに場所を構えました。

ここから何時間待つことになるんだろう・・・。

半信半疑のままで、その辺拾った段ボールにマジックでとりあえず「静岡方面」と書いて、マックの前に立ってみました。

通り過ぎる大量の車を見送りながら、自信なさげに立つ僕。すれ違って行く歩行者やマックの店員さんの視線に耐えれず、すまし顔でちょいちょいボードを下げたりしながら、待っていました。

「お店の中にいるお客さんに笑われてる気がする・・・・。」「車の人たちにバカにされてる気がする・・・・。」

気にしすぎ芸人の僕は、周りの目が気になって気になって仕方ありません。最初からやるなよって話なんですが、当時の僕は気弱なくせに一度はやってみたいっていう挑戦心も併せ持った複雑なモラトリアムの青年。自分の中に抱えた矛盾と葛藤しながら、もう少し立ってみることにしました。

すると、なんと12分後。曲がりかかった車のおじちゃんが手を振りながら止まってくれたんです!

よくヒッチハイクで「車を捕まえた」という言い方をしますが、捕まえたなんておこがましい・・・。止まっていただいた。このおじちゃんが僕なんかのために車を止めてくださったと、本当に嬉しさと感謝の気持ちでいっぱいになりました。

「ありがとうございます!!!」

僕の後方数メートルのところに止まった車に向かって駆け出し、興奮気味で車に乗り込みました。

乗せてくれた車は孫に会いに神奈川に向かう途中の老夫婦で、後部座席に犬を乗せていました。僕がヒッチハイクしてる経緯を話してると面白がってくれて、いろんなことを話してくれました。犬と戯れながら、老夫婦との会話を楽しんでいるとあっと言う間に東京を出て、神奈川の海老名SAで降ろしてもらうことになりました。

これが初のヒッチハイク。つっ立ってて乗せてもらっただけなのに、感動で胸がいっぱいでした。

サービスエリアのおばちゃんが教えてくれた大事なこと。

海老名SAで降ろしてもらった後、初ヒッチハイクの余韻に浸りながらサービスエリアでうろうろしていました。

その時の僕は、「ほんとにヒッチハイクできた!」って喜びと、「まだ一回成功しただけだ。ただの偶然かもしれない。」という自分を信じきれない気持ちの2つの気持ちが交じりあっていました。とはいえ、サービスエリアに出てきてしまった以上、もうヒッチハイクで前に進む以外道は残されていない状態

さぁ進まなきゃと思ったものの、僕は初めてヒッチハイクを成功させた安堵と興奮で「静岡方面」のボードをゴミ箱に捨ててしまっていました。しかし、よく考えてみればまだ神奈川。静岡もまだ先です。僕は新しいボードを書き直しました。

そこで疑問が湧きました。

一体どこに立てばいいんだろう?

用賀での立ち方は友達から教わっていますが、サービスエリアではどこに立てばいいのかも分かりません。悩み始めると、不安と恥ずかしさでいっぱいになり、ダンボールを片手にサービスエリア内をうろちょろうろちょろしていました。

「な〜にうろちょろしてるの?ヒッチハイクならもっと大きいダンボール使いなぁ!」

急にトイレ清掃のおばちゃんに話しかけられました。文字通り自分が”うろちょろ”している最中に、”うろちょろ”してることを指摘されると恥ずかしくて、また動揺していました。

おばちゃんは、「あんた学生なら学生って大きく書いた方がいいよ!ほんでねえ、あんた。ただでさえひょろひょろしてんだから、もっと堂々と目立つとこ立ってなさい!」と怒濤のアドバイスをもらいました。

堂々とすること。簡単なようで僕にはできなかったことをおばちゃんは教えてくれました。何から何までおばちゃんの言われた通りにして、立っているとなんとホントに数分で乗せてもらえる人に出会いました。

もっと西へ。吹田SAでの出会い。

堂々とすることで、少しずつ自身が湧いてきました。海老名を出てから、いろんな人と出会いながらヒッチハイクを続けました。

僕と同じミスチルファンの会社員とライブDVDを観ながら熱唱したり、運転してるお兄さんの可愛い娘さん三人とテレビ電話で英語のレッスンをしたり、名古屋で味噌カツを奢ってもらったり。僕はどんどん進んでいきました。

順調に進んで、東京から大阪まで辿り着き、日がくれたころには僕は大阪の吹田SAにいました。そこで問題が起きたんです。

「もうそろそろ中国地方に入る」と思って、広島方面と書いたボードを掲げていたんですが、30分立っても、1時間立っても車が止まってくれませんでした。暗くなると車が止まりづらいのは知っていたので、早く次の車を探さないとと焦るんですが、車は通り過ぎる一方。

そこで僕はヒッチハイク中に初めて別のヒッチハイカーに出会いました。彼は世界一周帰りで宮崎出身(同郷)のヒッチハイカーで、彼は九州に向かっていました。「なかなか車止まらないんですよ」という話をすると、彼は「うわぁ、やってしまった〜」と言ってベンチに寝転び始めました。

何か問題があるのかと思い、詳細を尋ねると、どうやら実は大阪の吹田サービスエリアは名神高速道路の端にある場所で広島方面には行かないとのこと。広島方面に行くには、吹田SAより手前のジャンクションで中国自動車道に向かう車に乗っていないといけなかったのです。

とにかく西へ西へ向かえば広島に着くと盲信していたのが仇になりました。とりあえず、手前のサービスエリアまで戻るか、ヒッチハイクでなんとか西宮か尼崎まで進み一般道に出てからもう一度ヒッチハイクをするかの2択。

悩んでいる僕を横目にもう一人のヒッチハイカーは「明日考えよ」と言ってまたベンチに寝転がってしまいました。彼ののんびりした姿勢に僕も「ま、いっか」と開き直りました。すっかり日も暮れてどう頑張ってもヒッチハイクは無理だと諦め、彼の世界一周の話をずっと聞いていました。

最近アフリカから帰ったばかりだった彼はバックパックに簡易テントと寝袋も持っていたので、パーキングエリアの隅に野宿しました。

翌朝一緒にヒッチハイクで西宮の一般道に出てから、それぞれ別々の旅を再開しました。僕はまた一人でヒッチハイクを再開し、高速に乗り直して無事広島に着くことができました。

僕の初めてのヒッチハイクは、

用賀(東京)→海老名(神奈川)→富士川(静岡)→刈谷(愛知)→大津(滋賀)→吹田(大阪)→西宮(兵庫)→三木(兵庫)→吉備(岡山)

を経由しながら、いろんな出会いのおかげで無事達成することができました。

後半は、もう完全に恥ずかしいという気持ちもなくなり、サービスエリアに着くやいなや、

コンビニの店員に段ボールをもらい▶︎できるだけ目立つテーブルを堂々と陣取って、目的地を書いて▶︎無害そうな顔でニコニコ立つ

という手順が駅の改札にSuicaをあてるのと同じくらい簡単にできるようになっていました。10分以内に乗せてもらえることも多くなり、一回の旅でどんどんコツをつかんできました。

僕が初めてのヒッチハイクで学んだこと

この旅で思ったのは「ヒッチハイクは人生に似ている。」ってことです。

よく10分以内に乗せてもらえるって言うと、「ヒッチハイクそんなに簡単なの?」とか「意外に早く乗せてもらえるのね。」ってことを言われるのですが、

言い換えれば、ざっと200台以上の車に”無視”されてるってことなんですよね。

しかし、例え200台の車に無視されても、1000台の車に無視されても、たった1台の人の目に留まって乗せてもらえればヒッチハイクは成り立つんです。たった一人の手助けのおかげで「ヒッチハイクは成功」になるんですね。

ヒッチハイクする側も最初勇気は入りますが、それは乗せる側だって同じなんです。「どこの馬の骨かも分からない見ず知らずの旅人を乗せてあげる。」そんな勇気と好奇心を持ってくれた人のおかげで物語が前進するんです言ってみれば一握りの”変わりもの”に共感してもらって、助けてもらえれば前に進める。それがヒッチハイクなんです。

ロマンありませんか?

それを考えたら、僕は「人の目を気にする必要なんてない。」って思えました。周りの目を気にしてばっかの僕でしたが、その時初めてこう思えたんです。

変なやつって思われたっていい。嫌われたっていい。ただ、自分を気にかけてくれるほんの一握りの人を大切にしよう。

だからこそ、日頃から感謝を忘れず、もし人生の道の途中でダンボールを持って誰かの支えを待ってる人がいたら、僕も力になってあげたい。

支えてくれる人に感謝し、夢を持った人を無償で応援してあげられる人になりたいって思いました。と、なんか綺麗な話になりましたが、ヒッチハイクやったことないよって方!

やってみなはれ!!

おしまい

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