『劣等感の使い方』コンプレックスを生かす方法

こんにちは、たいと(@taito212)です。

皆さんは『劣等感』を感じたことがありますか?

僕は、すごく感じる方でした。自分が人より劣っていると感じて落ち込んだり、自分に足りないものをコンプレックスに感じたり。

ネガティブなイメージがある言葉ですが、僕は劣等感も大事な感情だと思います。

劣等感の塊だった高校時代

僕は高校の時、全然勉強ができなくていつもクラスでも下から数えた方が早いレベルでした。うちの高校はそれなりに進学校で、全員が明確な志望校志望学部を目指して、大学受験を励んでいました。

模試が終わって休憩時間に周りが「数学の大問4の(3)がさぁ〜」とかいう会話をしていると、僕は会話に入らないようにじーっとしながら、心の中で「(3)とか(1)が解けないと辿り着けもしませんからぁぁぁ!!!!」と叫んでいましたw

勉強に対する劣等感から、学校の進路のことになるといつもナーバスで、高1で文理選択がある時も、僕は「数学が嫌いだから」文系で、高2で志望大学を決めていく過程でも「受かりそうだから」でいちおう大学を決め(させられ)、どの大学で何が勉強したいか分からないまま、潰しの効く社会学部を目指していました。

模試で成績が帰ってくる度に、教科ごとのいびつな形をした五角形のグラフを見て落ち込んでいました。ウイイレのグラフでいうペルー代表並みに面積の小さいグラフをみて、「これ本当に五角形かよ?」と自分でも驚いた記憶があります。

踏ん張れるレベルなら、努力して挽回することもできたのですが、一度自分はできない!と諦め出すと、やる気も落ち、成績も右肩下がりに落ちていき、どんどん悪いサイクルにハマっていきました。

当時の僕は文字通り劣等感の塊でした。

劣等感を抱く時

劣等感を抱く時、人は2つのパターンを選択します。

  • 劣等感を克服するための行動をする
  • 劣等感から逃げるための行動をする

学校教育では特に受験期になると、「劣等感に負けずもっと頑張って克服しろ!」っていう選択肢しかないように錯覚させられますが、実は、この2つの両方が、結局新しい道を開く行動なんです。

例えば、映画でも有名になったビリギャルは典型的な克服パターン。受験もののドラマで言うとドラゴン桜とかも、人より劣ってる状態から這い上がっていく生徒のストーリーを描いたものです。

劣等感は、「負けてたまるか!」と人を鼓舞し、やる気にさせて、前進に向かうパワーに変わる可能性にもなります。

しかし、僕の場合はそれができなかったんです。

成績が悪くて、やる気も出ないサイクルに入った僕は、悩みに悩んだ挙句、軽い自暴自棄になっていました。そして競争を放棄することにしたんですね。

でもそれは新しい決断を生むきっかけにもなりました。

どうせ日本でもやりたいこともなく、なんとなくで進学するくらいなら、国外逃亡しよう。

そう思って高3の春にアメリカの大学に進学することに決めました。アメリカの大学に行くとなれば、模試の成績なんて関係ないし、受験から逃げられる。やっと今まで抱えてたモヤモヤが晴れた気がしました。

昔から映画が好きだったので、アメリカで映画を学ぼうと決意し高校3年の時から留学の準備をコツコツ始め、高校卒業とほぼ同時期にアメリカの大学からの合格通知が届きました。

みんなと同じところで勝負しても無理だ。他で勝負しよう。劣等感に悩み続けた結果、新しい道を見つけることができました。劣等感をやる気に転換して、「その道でもっと頑張ろう」と思うのも、「諦めて別の道を探そう」と思うのも結果プラスに働くんですね。

人と比べすぎない

劣等感を抱く時に一番陥ってはいけないのが、自分を追い込んで卑屈になってしまうこと。僕自身、「逃げる」という選択肢に気づけるまでは、まさに卑屈になっていました。

「隣の芝生が青く見える」というように、「他人と自分を比べる」ということをし始めてしまうと、自分の足りないこと相手の優れている所ばかりに目がいってしまいます。

でもそんな時に僕を救ってくれた言葉があります。

僕が好きなタレントでラジオパーソナリティの伊集院光さんは、自分が劣っているものを他人と比べることについてこう言っています。

「他と自分を比べても意味がない。そんなこと言い出したら、黄金虫だって光沢で比べりゃ、人間に勝ってるよ。」

冗談で言っていたのですが、僕には深く響いた言葉です。

劣等感を持つことは良いことですが、人と自分を比較して落ち込んだり、極度に自信をなくしたりすることは良くないです。全てのことにおいて人に勝ろうとするのはナンセンス。人生は競争じゃないので、比べる必要もないところで比べても仕方ないですね。

人と比べて卑屈になるのをやめると、劣等感をうまくコントロールしながら、成長していくことができます。自分が劣等感を抱いた時にどういうリアクションを取る傾向があるかを知ることが大事で、劣等感自体はあって然るべき感情なんです。

全く劣等感を抱いてないとしたらやばいかも?

劣等感は克服するにしても、逃げるにしてもプラスの方向に働くといいました。劣等感を抱くことは成長のキッカケなんですね。

劣等感を感じるということは、自分の周りに自分より優秀な人や自分より凄い人がたくさんいるということ。こんな幸せなことはないです。逆に考えると、もし自分が全く劣等感を感じない生活を送っているとしたら、それはちょっと危険かもしれません

今の自分の能力のままでも何も危機感を感じない。ビジネスではこれをコンフォートゾーンという言い方をします。コンフォートゾーンとは、「居心地の良い場所」という意味。成長しようと思った場合、コンフォートゾーンにいるということは、「ぬるま湯」に使っているようなもので、新しい学びを得たり、自分でできなかったことができるようになることはありません。

コンフォートゾーンから抜け出すためには、むしろ劣等感を感じるような状況に身を置くべきです。

今の自分の能力では、少し居心地が悪く、精一杯頑張らないと周りについていけない環境が、一番人を成長させます。全く劣等感を感じていないと思ったら、あえて未知の領域にチャレンジして、周りに圧倒される環境に身を置くことも大切です。

ネガティブなイメージのある劣等感ですが、使い方によっては成長に繋がるチャンスです。

もし、劣等感に悩んでいるのなら、むしろ「成長できる環境にいる!」と思ってみてください。そして人と比べて落ち込みまくっていたら、「逃げたって大丈夫。別の道はないか。自分の勝てる場所はないか。」を模索してみてください。

おわり

⬇︎この記事を読んでくれた人におすすめ⬇︎

なりたい自分を視覚化する方法

漠然と人生が「つまらない」と感じてる人へ

あなたはだぁれ?って方はコチラ⬇︎

ABOUTこの記事をかいた人

たいと

ニューヨークの大学に留学中の23歳。 絵は描けないけど美大生。 『アートをもっと身近に』をテーマにアウトプット。海外生活や旅のことも書きます。 現在、ニューヨークで若者のクリエイターコミュニティを運営中。