はじめての留学【履修登録編】最初のセメスターで失敗しない授業の取り方

The following two tabs change content below.
たいと

たいと

ニューヨークの大学に留学中の23歳。 絵は描けないけど美大生。 『アートをもっと身近に』をテーマにアウトプット。海外生活や旅のことも書きます。 現在、ニューヨークでクリエイターの集まるシェアハウスを作るため尽力中。

こんにちは、留学生のたいと(@taito212)です。

前回の「英語より先に考えるべき3つのこと」に続きまして、「はじめての留学シリーズ」第2弾です。

まだ第一弾を読んでいないって方は、そちらも見てみてください。

はじめての留学【心構え編】英語よりも先に考えるべき3つのこと

今回は、留学していざ授業をとっていくといった時の履修登録のTip(コツ)を紹介したいと思います。(あくまでアメリカ留学の経験がベースです)

留学したてで、最初のセメスターさえ乗り越えれば後は大丈夫だと思うので、留学したばかりの人に向けた記事になります。

大学によっては、実際に現地に着いてからクラス登録が始まる人や、渡米前から勝手にクラスが決められてる人もいるかも知れません。

語学学校に通わず、いきなり四年制の大学やコミュニティカレッジに入った人は、ESL(第二外国語としての英語)のクラスが必修になっていることも多いです。

大学では、大抵セメスターが始まった後でも、最初の一週間で授業を変えることができるので、自分でカスタマイズして、履修を登録することができます。

履修の基本 フルタイムが絶対条件

まず、大前提として、学生ビザでアメリカの大学に留学している人は、フルタイムで授業を取る必要があります。

フルタイムというのは、1セメスターで12単位(credits)以上を必ず取らないといけないということです。

一コマが基本的に、3単位から4単位になっています。(一コマ分で週に合計150分〜200分目安)

12単位なので、最低3単位のクラスであれば4つ。4単位のクラスであれば3つ取る必要があります。

もちろん、それ以上取ることも可能で、通常であれば、18~21単位(つまり6コマ〜7コマ)くらいは申請なしで取れるようになっています。

この12単位という基準を下回ると、学生ビザ違反となり、退学させられてしまうこともあるので気をつけてください。

クラスのレベルを知ろう

基本的にクラスには名前とコース番号がついていて、その番号をみることで授業のレベルが分かります。

たとえば、HIS101であれば、ヒストリーの101レベルということになります。

レベルは、100番台が易しく、300番〜400番台になるにつれ、難しくなっていきます。

通常は、

  • 100~199 Freshman(1年生用)
  • 200~299 Sophomore (1〜2年生用)
  • 300~399 Junior(3〜4年生用)
  • 400~499 Senior(3〜4年生用)

というのが目安です。

※大学によっては、100番台でなく、1000番台を使用する大学もあります。

100番台、200番台クラスはLower Class(ローアークラス)と呼ばれ、300番台、400番台のクラスは(アッパークラス)と呼ばれます。

上の表の通り、1年生でも200番台のクラスを取ることもできますが、Upper Classは、Lower Classを履修していないと取れないものも多く、1、2年生の間にLowerクラスを終わらせる必要があります。

全過程で必要単位について

アメリカの大学は卒業までに通常120~128単位を取得しなければなりません。

卒業に必要な履修コースは、大まかに4つの種類に分けられます。

  • 大学全体で要求される必修の一般教養単位(コアカリキュラム)
  • 学部の必修単位(専攻ごとに要求される必修単位)
  • 専攻の必修単位(専攻ごとに要求される必修単位)
  • その他選択単位(その他卒業単位120~128単位を埋めるための選択単位)

300番台以上のUpper Classを42単位以上取得していることを条件にしている大学がほとんどです。

GPAについて

アメリカの大学の成績評価は A、B、C、D、F の5段階です。それぞれ、5、4、3、2、1、0ポイントの点がついています。それぞれの授業の成績に数字でポイントが与えられ、単位数との兼ね合いからGPA (Grade Point Average) という、成績の平均値が算出されます。

アメリカの大学では、GPA が2.0を下った学生に対して警告が与えられることになるのが一般的で、卒業の条件として、卒業時の成績が2.0以上とされていることが多いです。

一般教養課程(コアカリキュラム)

1〜2年のうちは、100~200番台に指定されている一般教養(コアカリキュラム)を修了させることがセオリーです。

一般教養は、各分野から少しずつ必修の科目が決められていて、それを履修します。

典型的なコアカリキュラム例⬇︎

英語(English Composition) 6単位
文学(Literature) 6単位
アート(Fine Arts) 6単位
数学(Mathematics) 3単位
自然科学(Natural Sciences) 8~12単位
社会科学(Social Sciences) 12単位
保健体育(Phisycal Education) 2~4単位

授業の種類について

アメリカの大学には、3つの種類があると思っています。

レクチャータイプ

一つ目はレクチャータイプ。大教室での講義です。生徒数が多く、パワーポイントなどを使って教授が説明するのを聴くタイプです。

セミナータイプ

もう一つは、セミナータイプ。20~30人ほどの小規模なクラスです。他の生徒とのディスカッションやクラスでのプレゼンの機会が多いので、最初は難しいと感じるかもしれません。

実技タイプ

もう一つは、実技タイプ。美術で実際に絵を描いたり、体育の授業や、ダンスの授業もあります。

この3つのクラスのバランスをうまく取ることが最初のセメスター攻略の鍵になります。

最初のセメスター授業の取り方

さて、単位の仕組みとコアカリキュラム、授業のタイプについて理解できたところで、実際に授業の取り方にうつります。

コツは、「ベイビーステップからはじめる」ということです。

最初のセメスターは、ホームシックがあったり、海外生活にも不慣れなので、無理は禁物。

12単位を下回らず、賢くクラス選択をしましょう。

ESLが取れる場合は、それを取ります。ただ、ESLをとっても卒業に必要な授業にはカウントされないので、まずはコアカリキュラムから授業を選択します。

僕のアドバイスとしては、最初のセメスターは1〜2つのクラスに専念するのがいいと思います。

僕の場合はこんなクラスを取りました。

最初のセメスターの履修

  • ESL Writing(ESLのライティングコース)
  • ESL Grammer(ESLの文法コース)
  • Introduction to Sociology(社会学入門)
  • Visual Arts; Drawing(美術;お絵かきコース)
  • Pre- Caluculus(数学の計算)

まず必修のESLのクラスを2つですね。ESLは宿題も高校生の英語くらいのレベルで、先生も丁寧なのであまり負担になりません。他の留学生の友達もできやすいです。

次に、1年生の頃の専攻がSociology(社会学)だったので、まずコアカリキュラムでもある社会学の一番易しい授業。

だいたい、101番の授業はIntroduction to 〇〇というクラスになっているので、自分の専攻や、自分の興味がある科目の入門クラスを取るといいでしょう。

次にとったのは、実技タイプの美術ですね。僕は、これも入門クラスなので、ハイレベルな技術やクオリティは要求されません。また実技なので、授業についていけないっていうことが少ないのでオススメです。

他にもダンスや、スポーツ系の授業はある程度体動かすのが得意であれば、

下手でも一生懸命やってればおっけーみたいなとこあるんで、これで履修の負担を減らします。

そして、もう一つが数学。アメリカの大学の一般教養レベルの数学は、ほとんど日本の中学3年生とか高1と変わらないので、死ぬほど楽です。

僕は、昔から数学が大の苦手で、センター試験なんて、(1)以降はほとんど手付かずなくらい解けなかったんですが、アメリカでは、マスジーニアス(数学の天才)とか呼ばれてました。そんくらいレベル低いです。

掛け算の暗算とかできない人が多いんで、5分で解ける簡単な因数分解のテストを計算機使いながら1時間かけてる人もいるくらいでした。

数学も英語が分からずに困るといったことがないので、最初のセメスターで授業に慣れるにはぴったりの教科です。

他にも化学などの強化も、高校で習う内容が理解できていれば比較的容易に授業が理解できるのでオススメです。

履修登録のポイントまとめ

まとめると履修登録のポイントは

ポイント
・ESLを取る!
・自分の興味のある分野の入門クラスを1〜2だけ取る!
・英語が不要な実技の授業を取る!
・数学は最初のセメスターにピッタリ!

ということです。

「留学してんのに、英語が不要なってどうなん?」

って思う人もいるかも知れませんが、留学生活は長いです

いずれにせよ、コアカリキュラムとして取らないといけない科目ですので、最初のセメスターで慣らしてから、次第にレベルの高いクラスを取っていきましょう。

レベルの高いコースになると、「ペーパーを10枚書け」とか「論文300ページ読んでこい」とかザラです。

それに耐えうる力をつけるために、最初のセメスターはスマートに乗り切りましょう!

おしまい。

シェアしてくれたら、しっぽ振って喜ぶよ

ABOUTこの記事をかいた人

たいと

ニューヨークの大学に留学中の23歳。 絵は描けないけど美大生。 『アートをもっと身近に』をテーマにアウトプット。海外生活や旅のことも書きます。 現在、ニューヨークでクリエイターの集まるシェアハウスを作るため尽力中。